入退室管理・顔認証・指紋認証・静脈認証
世界トップ水準の品質と実績
米軍基地や海外の日本領事館等機密施設に導入
KJTECH&KJTECH japanはOEM出荷を含め
世界50カ国80万台出荷の世界品質
KJTECH&KJTECH japanの製品は
ISO27001(ISMS認証)情報セキュリティに対応可能

JAPAN&KOREA technology

総合セキュリティソリューションをリードする世界最高技術顔認証99.99%
指紋認証99.99999%

特許・ISO関係 KJTECH本社取得米国特許

KJTECH&KJTECH japanは、高い技術力と高度なアルゴリズムを採用した製品やシステムで、さまざまなセキュリティ課題の解決に取り組んでいます。生体認証を用いたKJTECH&KJTECH japanの顔認証や指紋認証は、超高速のアルゴリズムで、1秒未満のスピードで認証できる高品質なリーダーです。顔認証や指紋認証、カード認証などを用いる入退室管理システムの導入は、正確かつ迅速に人の流れを把握でき、勤怠管理の効率化が実現します。高度な情報セキュリティで防犯性も高まり、鍵の管理の手間や紛失といったリスクを解決できます。世界50か国で利用されるKJTECH&KJTECH japan製品の導入実績はOEM出荷を含め80万台以上、日本向けプロジェクトにおいて培った技術で、国内でも積極的に導入が進んでいます。

城北リーグ東京中野チーム選手募集! 世界大会初挑戦!
BIOMETRIC

生体認証顔認証・指紋認証・虹彩認証・静脈認証

生体認証(顔認証・指紋認証・虹彩認証・静脈認証)はバイオメトリクスとも呼ばれ、他人と区別できる個人の身体の特徴を使って、入退室管理システムの鍵を解錠する認証技術です。顔認証とは、あらかじめ登録しておいたデータとカメラで読み取った顔が同じと判断されれば解錠されます。指紋認証は、スマートフォンやパソコンにも導入されており、親指や人差し指などをタッチして照合する認証方法です。静脈認証は、赤外線によって指先や手のひらの静脈パターンを読み取る生体認証です。虹彩認証とは、黒目(瞳孔)の周囲にある虹彩に刻まれたシワのパターンから本人確認する方法です。顔認証・指紋認証・虹彩認証は従来と異なり物理的な鍵を持ち歩く必要がないため、出し入れの手間がありません。よって必然的に鍵の紛失や返却忘れなどのトラブルが減り、新たな鍵作成の必要がないため経済的です。個人の身体のデータは他人が盗んだりコピーしたりするのも困難であるため、生体認証(顔認証・指紋認証・虹彩認証)のデータでなりすまして不正解錠される危険は極めて低くなっています。生体認証(顔認証・指紋認証・虹彩認証)で取り扱うデータは生涯大きく変わることのないデータであるため、ごく限られた権限の人間のみ設定変更できるようにするなど厳格な管理が必要です。KJTECH japanは、経営及び管理支援の効果につながる最先端の情報セキュリティシステムを構築しています。

BIOMETRIC
FACE

顔認証

顔認証は、認証機器に搭載されたカメラに顔を映した際に、映した顔と登録された顔が同一人物のものであるかを照合する技術です。顔の大きさや、目や口、鼻といったパーツが登録画像のデータと一致すれば解錠され、一致しなければエラーとなり解錠できません。自分の顔を鍵として利用できるため、他人による複製や盗難のリスクがない防犯性の高い生体認証です。事前に認証機器に顔のデータを登録しておけば、認証のたびにカードや物理鍵を持ち運んだり、鞄から取り出したりする手間を省けます。暗証番号と異なり暗記したり、番号を打つ際に周囲に人がいないかを注意したりするストレスもありません。顔を映すのみという手軽さから、子どもを抱えた方や荷物で手がふさがった方でも迅速に認証できます。顔認証はカメラ以外に特殊な認証機器が不要な点や非接触で認証できる安心感から、不特定多数が来店する店舗や施設などで広く導入されています。顔認証は、人の出入りを把握する入退室管理システムとの相性も高く、金融機関での本人確認手続きや空港のゲート、医療機関やオフィスのなど幅広い場で活用されています。複数人の顔を同時に読み取れる顔認証では、入室権限がないにも関わらず後ろについて不正に扉を通過する、共連れを防げます。認証と同時に体温測定が可能な顔認証や、マスクを着用したまま認証できるマスクモードを搭載した顔認証も存在します。近年は、立ち止まらずにカメラの前を通過するのみで認証できるウォークスルー顔認証の技術も開発されています。顔認証には、顔の情報を平面として読み取る2D認証と、立体的に読み取る3D認証があります。2D認証はビジュアル方式とも呼ばれ、3D認証はIR方式とも呼ばれます。顔の大きさや目や鼻などのパーツの位置関係を登録データと照らし合わせるのが2D認証で、赤外線センサーにより顔を読み取るのが3D認証です。赤外線センサーを用いる3D認証は、平面情報としてとらえる2D認証のように髪型やメイク、照明によって認証精度が左右されません。顔のデータを立体的にとらえるため、骨格の違いによる顔の凸凹までを読み取れます。近年の防犯性の高い顔認証では偽物の画像を使った不正解錠も困難なため、入退室管理システムに導入することで正確な人数把握が可能なり、高い情報セキュリティを実現できます。


詳しく見る
FINGERPRINT

指紋認証

指紋認証は人間の指にある指紋を利用した生体認証で、スマートフォンやパソコンなどにも導入されている技術です。指紋は人それぞれ異なるパターンを持ちます。指紋は隆線と呼ばれる盛り上がった部分からなり、隆線の切れ目や枝分かれ部分に違いが加わることで、三角州や袋小路などさまざまな模様が形成されます。指紋認証で行われる主な読み取り方式は、汗の性質を利用した静電容量方式です。静電容量方式の指紋センサーは、スマートフォンのホームボタンなどに搭載されています。指は常にかすかな汗をかいています。指紋センサーは電気を通す汗の特性に反応し、指紋の特徴を抽出します。指の汗に含まれる電解質の量が指紋内の凹凸に応じて変化し、センサーがその差を読み取ります。センサーの電極を使用して指紋内の電気量の差をデータとして登録し、指紋に一致する特徴点が複数あれば認証が成功します。複数の特徴点の間を横切る隆線の数をリレーションと呼び、リレーションの情報を使用することでより高い精度の指紋認証が可能です。指紋認証の仕組みには、光学式や超音波式があります。光学式は指紋に当てた光の反射を利用して認証する仕組みで、画面に触れて認証できるスマートフォンなどに搭載されている認証方法です。超音波式は、超音波の反射から得られるデータを利用します。超音波は皮膚の内部まで通れ、血流の読み取りが可能であるため、指に汚れや水気があっても本人確認ができる高精度な認証方法です。利便性の高さから入退室管理システムで多く活用されている指紋認証ですが、さらにセキュリティを向上させるためには、複数の指の登録や、暗証番号などと併用した運用があげられます。KJTECH&KJTECH japanの指紋認証とほかの認証方法と組み合わせて入退室管理システムを運用すると、容易に二重認証が実現できます。


詳しく見る
IRIS

虹彩認証

虹彩認証は、瞳の虹彩で本人確認をする認証技術です。人間の瞳の白目部分は強膜、黒目の中心部は瞳孔と呼ばれます。アイリスとも呼ばれる虹彩は、瞳孔周辺にあるドーナツ状の部分で、個人で異なる見た目をしています。目は、瞳孔の開き具合によって網膜に入る光量を調整する仕組みです。虹彩には虹彩筋と呼ばれる筋肉があり、瞳孔の開閉調整によりシワ状のパターンが刻まれます。虹彩認証は個人の虹彩コードを作成し、赤外線カメラの撮影で一致を照合する仕組みです。方法としては、赤外線カメラで虹彩を撮影し、まつ毛や瞳孔などを除いた虹彩部分のみを特定します。次に、特殊な計算式で画像をドーナツ形から長方形にし、縦と横に細かく分けた数値で個人の虹彩コードを作成します。入退室を虹彩認証で行う場合、個人の虹彩コードをデータ上の虹彩コードと照らし合わせ、一致した際のみ扉の解錠が可能です。虹彩認証は個人特定率が高く、1度登録すれば長期間使える認証方法です。複数ある生体認証のなかでも虹彩認証は、他人を誤って本人と認証してしまうFAR(他人受入率)が最も低くなっています。虹彩のパターンは、満2歳以降は変わらないため、成長の度に登録し直す手間がありません。虹彩のパターンは同一人物でも左右の目で異なり、一卵性双生児でも異なるため、なりすましを防止します。充血は白目の強膜で発生し、虹彩に影響しないため、充血や結膜炎でも虹彩認証は利用可能ですが、目の手術や怪我で虹彩部分の状態が変わると読みとれない場合があります。亡くなった人の目は、身体中の筋肉が弛緩し、虹彩の筋肉が緩むことで瞳孔が開くため、虹彩認証に利用できません。虹彩認証は赤外線の照射による撮影で、夜間や暗い場所でも撮影できますが、眼鏡の反射位置やサングラスの透過率、太陽光の映り込み具合によっては、エラーになる可能性があります。虹彩認証はテンキーのようにパスワードを覚える必要がなく、非接触で認証できます。医療機関や食品工場などのように手袋やマスク、防護服などをつけていても、目元さえ出ていれば非接触で利用可能です。眼鏡やコンタクト、防塵ゴーグルも透明であれば認証できるため、入退室のたびに外す手間がありません。カラーコンタクトの装着は、虹彩を覆い隠すため、認証は困難です。虹彩認証は、ICカードやパスワードのような認証方法と異なり、複製や盗難が非常に困難な安全性の高い技術です。よってオフィスの出入口や金融機関のATM、国際空港の入国審査、国民IDなどで導入されています。KJTECH&KJTECH japanのセキュリティシステムと虹彩認証を連動させると、情報漏洩事故の防止や入退室管理の効率化が実現します。

ACCESS CONTROL SYSTEM

入退室管理システム

入退室管理システムとは、部屋の出入口に設置された認証機器により人の出入りを記録・管理するシステムです。KJ TECH japanでは、入退室管理システムをもとにセキュリティ分野のアプリケーションシステムを統合管理できる、セキュリティ分野のSIシステム設計・構築を行なっています。暗証番号、ICカード、指紋認証や顔認証といった生体認証の認証機器を用いて、解錠や施錠の履歴から入退室を把握します。これらの方法を入退室管理システムに組み込み認証すると、客観的かつ正確に人の流れを確認できます。入退室管理システムでは、施解錠にあわせて自動で入退室が記録されるため、物理的な鍵を使った場合に起こりがちな台帳への記入ミスや不正申告の恐れがありません。リアルタイムで複数の部屋の入室状況を把握することも可能なため、警備員を各扉に配置するよりも低コストで建物の安全性を維持できます。勤怠管理システムやエレベーター、火災報知設備、警備システムなど連動可能なシステムも豊富なため、入退室管理システムとの組み合わせにより建物の防犯性や利便性をより高められます。KJTECH&KJTECH japanは、施設や従業員のセキュリティ業務の自動化、情報漏洩が防げる最先端システムを構築しています。

ACCESS CONTROL SYSTEM
INFORMATION SECURITY

ISO27001(ISMS)情報セキュリティ

ISO 27001とは、情報セキュリティマネジメントシステム (Information Security Management System, ISMS) を構築・運用するための国際的な規格のひとつです。ISMSを取得する理由として、重要情報の保護が重要な役割を果たします。入退室管理や企業戦略といった情報セキュリティのリスクを特定し、それらに対して適切なセキュリティ対策を講じることができるため、情報漏洩やサイバー攻撃などのリスクが軽減されます。なかでも入退室管理システムは、重要なセキュリティ対策のひとつとして扱われます。顔認証や指紋認証といった個人を判別し認証する機器と組み合わせることで、各部屋のアクセスを制御し、物理的かつ情報セキュリティを確保します。ISMS認証の取得は、企業に対する信頼性の向上につながるといえます。KJ TECH JAPANが開発・販売している製品は、ISMSに準拠したセキュリティソリューションを提供している、世界トップクラスの情報セキュリティシステムです。

GLOBALANTIPASSBACK

グローバルアンチパスバック

グローバルアンチパスバック(global anti pass back)は、共連れ対策として入退室管理システムに備わるアンチパスバック機能を、より大規模にしたシステムです。共連れとは、本来は認証した人しか通れない室内または室外へ、前の人に続いて不正に通過する事態を指します。部外者が内部の人に気づかれないように共連れで入室する場合や、内部の人の協力により侵入するケース、カード忘れなどで入室させてしまう場合があります。アンチパスバック(anti pass back)は特定の扉で入室記録がなければ退室が許可されない機能で、入室よりも退室時により強い制限を設けることで、共連れで入った不審者が外に出ることを防止する役割を果たします。侵入した者を外に出さないことで機密情報や機器の持ち出し、金品の盗難などを防ぎます。大型の公共施設や事業規模の大きな企業では、入退室管理システムと連動したエリア内に出入口が多数あります。グローバルアンチパスバック(global anti pass back)は、特定の扉で運用するアンチパスバック(anti pass back)に対し、同じグループに属する範囲であれば別々の扉でアンチパスバック(anti pass back)を運用できるシステムです。複数の出入口をひとつのグループとして設定することで、入室した扉とは別の扉から退出してもエラーにならずに退出できます。入退室管理システムでグローバルアンチパスバック(global anti pass back)を導入すると、施設内の通常の人の流れを妨げずに共連れの対策が可能です。グローバルアンチパスバック(global anti pass back)の導入方法には、ソフトウェア型とハードウェア型があり、ソフトウェア型ではコンピューターシステムと連携して履歴を確認できます。ハードウェア型は扉の近くに取り付けた認証機器に履歴を保存し、USBなどで取り出したデータをパソコンで閲覧することで入退室履歴を管理できます。KJ TECH japanは、防犯カメラや警備システムとの連動、セキュリティゲートの使用など総合的なセキュリティシステムの構築が可能です。

PRODUCT

製品情報

KJTECH&KJTECH japanは、防犯性に優れた指紋認証や顔認証の製品を数多く販売しております。指紋認証リーダーの認証速度は世界最速の0.1秒です。指の向きや状態を気にせずにすばやくロックを解除でき、成長に合わせて指紋の状態を自動で学習するアルゴリズムも用いられているため安心して利用できます。KJTECH&KJTECH japan製品の指紋の登録可能数は最大5万個、認証履歴の保存は最大50万件です。指の表皮より奥に存在する真皮まで認証できるMSIセンサーの利用で、汚れや濡れのある指でも確実に認証できます。ほかにも、ICカードやバーコード、QRコード認証に対応した製品や、小型で軽量の指紋スキャナーも取り揃えております。顔認証リーダーは、マスクをしたままでも1秒以下で認証が可能です。製品によっては同時に5人まで認証できるため、共連れによる不正侵入者を逃しません。温度センサーが搭載されている製品では、入退室と同時に体調不良者を迅速に発見できます。

CANPANY

会社案内

KJTECH japanが販売サポートしている製品は、韓国のセキュリティ企業KJTECHとKJTECH japanの日本向けプロジェクトで培った技術の結晶です。安全性の高さが評価されているKJTECHとKJTECH japan製品は、日本国内の上場企業様等の入退室管理や韓国の大統領官邸、国会議事堂、アメリカ・イギリス・ギリシャの政府機関・ドバイの施設など世界中の重要施設で利用されており、世界50カ国80万台以上の納入実績があります。KJTECとKJTECH japanではハイクオリティなアルゴリズムにもとづいた生体認証端末の開発や、アクセス制御システムの構築を行っています。カードや生体認証、HID製品による入退室管理システムの構築に加え、勤怠管理システムや飲料水管理システム、車両管理システム事業で企業などの活動をサポートしています。さらに映像監視システム、対テロ防止システム、侵入検知システムといったセキュリティシステムのほか、セキュリティゲート(フラッパーゲート)や自動ドアへの認証機の構築も行っています。

CANPANY
詳しく見る
WORK

導入事例

KJTECH&KJTECH japanの製品は、世界50カ国で広く使われています。日本国内でもオフィス、保育園、会員制ジムなど幅広い導入事例があります。たとえばオフィスでは、社員証のIDカードをKJTECH&KJTECH japanの指紋認証リーダーに変えることで鍵やカードの紛失トラブルがなくなり、認証スピードの向上に成功した事例があります。KJTECH&KJTECH japanの生体認証リーダーは入退室管理システムや勤怠管理システムにも使えるため、タイムカードの廃止や給料計算の効率化にも貢献しています。保育園への顔認証リーダーの導入では、子どもの送迎時にインターホンで名前を確認していた保育士の負担が軽減され、保護者による鍵の締め忘れも防止できるようになりました。24時間営業の会員制ジムでは、指紋認証リーダーに変更したことで受付を無人化でき、人件費削減や業務の効率化が実現しました。このように、KJTECH&KJTECH japanの製品はさまざまなシーンでセキュリティ向上や業務効率化に貢献しています。

COLUMN

コラム

入退室管理システムを構築するKJ TECH japanの生体認証ソリューション

入退室管理システムは入退室の制御と記録を自動化し、セキュリティ強化と運用効率の両立を実現します。近年では、鍵やICカードによる認証だけでなく、指紋認証や静脈認証といった生体認証技術を取り入れたシステムが広がりつつあります。これらの生体認証は、個人の身体的特徴に基づいて本人確認を行うため、不正侵入のリスクを大幅に低減できます。生体認証と入退室管理システムを連携することで本人確認の精度が向上し、カードの貸し借りやなりすましを防止することができるのです。生体認証のなかでも、顔認証・指紋認証・静脈認証はとくに高精度かつ実用性が高く、幅広いシーンで導入が進んでいます。
 
◎効率的なセキュリティ運用を実現する入退室管理システム
入退室管理システムはアクセス権を管理して建物やエリアへの出入りを制御し、その履歴を正確に記録することで、組織の安全性と業務効率の両立を図る重要な仕組みです。従来の鍵による入退室管理では、鍵の紛失や無断複製といったリスクが存在し、また人力による入退室管理はミスや記録漏れを招く可能性がありました。これに対して、最新の入退室管理システムは「認証」「制御」「記録」「管理」の4つのプロセスを通じて、出入りの状況をリアルタイムで把握し、より確実で効率的な入退室管理が可能です。まず「認証」プロセスでは、誰が施設に出入りするのかを識別します。これにはカード認証、暗証番号認証、また顔認証や指紋認証、静脈認証といった生体認証などが用いられます。次に「制御」では、認証された人物に対してのみ自動ドアやゲートを開放し、アクセス権のない人物の侵入を物理的に防ぎます。エリアごとに細かなアクセス制限を設けることで、関係者以外の立ち入りを制限でき、機密性の高い業務空間やサーバールームなどにも有効です。「記録」機能では、誰が・いつ・どこに出入りしたかという入退室管理のログを自動で記録します。紙の記録と異なり、入退室管理システムの電子データは改ざんが難しく、万が一トラブルが発生した際には、ログをもとに正確な行動履歴を確認できます。また、特定の期間の入退室管理の記録を一括で出力できるため、監査対応や報告業務にも役立てることができるのです。そして「管理」機能では、入退室の権限設定やログ分析、アクセス制限の変更などを一元的に操作できます。部署や職種ごとにアクセス権限を細かく設定できる入退室管理システムは、業務に必要な範囲での自由な移動と、不要な立ち入りの防止が両立できます。たとえば、夜間や休日は入退室制限を強化するなど、時間帯による制御も可能です。また、入退室管理システムは既存のITインフラとの連携により、さらに高機能化を実現することができます。勤怠管理システムと入退室管理システムを連携すれば、出退勤記録を自動取得でき、手動入力の手間を削減できます。監視カメラと連動すれば、入退室時の映像記録を残すことができ、不正行為の抑止効果が高まります。火災報知器やエレベーター制御システムと入退室管理システムを連携すれば、有事の際に迅速な避難誘導やアクセス制限の切り替えも可能となり、非常時の安全対策にも有効です。さらに、入退室管理システムと生体認証との組み合わせによって、セキュリティ性と利便性の両立を実現できます。顔認証や指紋認証、静脈認証などの生体情報は本人固有の情報であり、ICカードのように貸し借りや盗難のリスクがありません。このように、入退室管理システムを導入することにより、組織のセキュリティレベルは大きく向上し、同時に業務負担の軽減や管理の効率化といった運用面でのメリットも得られます。人手に頼ったセキュリティ管理から脱却し、自動化・デジタル化によって、より信頼性の高い入退室管理体制を構築できるのです。
 
◎入退室管理システムのセキュリティを支える多様な生体認証
入退室管理システムのセキュリティを強化するうえで、欠かせない存在となっているのが生体認証です。生体認証とは、指紋や顔、静脈といった身体的特徴や、声や動作といった行動的な特徴を活用し、本人確認を行う技術を指します。個人ごとに異なる特徴を利用するため、他人によるなりすましや不正侵入を防止するうえで極めて有効であり、現代の入退室管理における中心的な認証手段となりつつあります。なかでも最も一般的に導入されているのが指紋認証です。指紋は1人ひとり異なるパターンを持ち、一生変わらないという特性から、指紋認証は個人識別手段として高い信頼性があります。次に注目されているのが顔認証です。顔認証はカメラに顔を向けるだけで認証できるため、カードをかざす必要もなく、完全非接触で衛生的に入退室管理を行うことができます。さらに、高度なセキュリティを求める環境で注目されているのが静脈認証です。静脈認証は、手のひらや指の皮膚の下にある血管パターンを赤外線で読み取る技術で、外見から模倣することが非常に難しく、偽装に強いというのが特長です。このほかにも、さまざまな生体認証技術が存在します。たとえば虹彩認証は、目の瞳孔周辺にある虹彩の模様を解析するもので、極めて高い精度を誇ります。個体差が非常に大きく、双子であっても異なる情報を持っているため、精密な入退室管理が求められる施設に適しています。音声認証もまた注目されている技術のひとつです。個人の声の周波数や話し方の癖を識別することで、マイクを通じた遠隔認証が可能となります。コールセンターや遠隔操作が求められる環境での本人確認に活用されています。さらにユニークな技術として耳介認証があります。これは耳の形状をスキャンして個人を識別する方法で、顔の一部であるためマスク着用時にも認証が可能です。また、DNA認証のように生体の内部情報を用いる技術もありますが、これは高精度である一方で、運用の手間や時間、プライバシーの観点から日常的な入退室管理には不向きです。近年では、行動認証も進化しています。歩き方やキーボードの打ち方、マウスの動かし方といった行動パターンを分析して本人確認を行うもので、常時モニタリングやソフトウェアベースのアクセス制御に活用されています。その他歩容認証や脳波認証など、試験導入や研究段階のものもあり、生体認証技術は日々進歩し続けているのです。これらの生体認証技術は、一般的に個人情報としての性質を持つため、認証データは暗号化されたうえで安全に保存されます。万が一の漏洩リスクを低減しつつ、プライバシー保護の観点でも十分な配慮がなされています。KJ TECH japanではこうした多様な生体認証技術のなかでも、顔認証・指紋認証・手のひら静脈認証に特化した高性能な入退室管理デバイスを提供しています。いずれの認証方法も高い精度とスピードを両立しており、入退室管理における施設のセキュリティポリシーや運用体制に応じて柔軟に選択することが可能です。
 
◎非接触で衛生的な入退室管理が可能な顔認証
入退室管理システムにおいて、近年とくに注目を集めているのが顔認証による本人確認です。顔認証とは、AI技術を活用して顔の輪郭やパーツの位置、顔全体の特徴点を解析し、個人を識別する生体認証技術の一種です。従来のカード認証や暗証番号認証とは異なり、顔をカメラに向けるだけで本人確認が完了するため、非接触で衛生的な入退室管理を実現することができます。とくに近年では、感染症対策の観点からも非接触の重要性が高まり、オフィスビルや医療機関、教育施設、介護施設など、多くの現場で顔認証による入退室管理の導入が進んでいるのです。顔認証には大きく分けて2D認証と3D認証の2種類があります。2D認証は一般的なカメラ映像をもとに顔認証を行いますが、角度や照明の影響を受けやすいという課題があります。一方、3D認証は顔の立体的な形状情報を取得して顔認証を行うため、化粧や髪型の変化、加齢、マスクの着用などに対しても高い耐性を持っています。また、セキュリティの観点から重要なのがなりすまし対策です。顔認証では、他人の写真や映像を使った偽装による不正アクセスのリスクが指摘されることもありますが、近年の顔認証デバイスはライブ検出機能を搭載しており、顔の動きや立体感、瞬きなどの自然な動作をもとに実在の人物であるかを判別できます。これにより、なりすましによる不正な入退室を未然に防止することができます。さらに、顔認証による入退室管理は利便性の高さも大きな魅力です。従業員や登録者は、カードやキーを携帯する必要がなく、両手がふさがっていてもスムーズに認証が行えるため、荷物を持った状態での通過や、混雑する出入口での入退室管理にも最適です。加えて、認証速度も非常に速く、業務の流れを妨げることなく自然な動線のなかで入退室管理が行えます。顔認証は非接触・高速・高精度といった複数の利点を兼ね備えており、セキュリティと利便性の両立が求められる多くの施設において、安全かつスマートな入退室管理を実現する信頼性の高い選択肢といえます。
 
◎高速認証と高精度を両立する指紋認証
入退室管理システムにおいて、指紋認証は長年にわたって高い信頼を集めてきた生体認証技術のひとつです。指紋認証とは、指先に刻まれた皮膚の模様を読み取り、そのパターンを照合することで個人を識別する仕組みです。指紋のパターンは1人ひとり異なり、同じ指紋を持つ人物はいないとされています。この性質により、極めて高い個人識別精度を実現できるのが、指紋認証の最大の強みです。指紋認証は入退室管理システムと非常に相性が良く、本人確認の正確性と操作性のバランスに優れています。指をセンサーに軽く触れるだけで指紋認証が完了するため、手軽に導入・運用することができます。現在広く使われている指紋認証の読み取り方式には、大きく分けて「静電容量方式」「光学式」「超音波式」の3種類があります。静電容量方式はセンサーに接した皮膚の微細な凹凸を電気信号として検出するもので、高速での指紋認証が可能です。光学式はセンサーに光を当てて指紋の陰影を読み取る方式で、広く普及している汎用的な指紋認証の方式です。超音波式は皮膚の内部構造まで読み取ることができるため、指の表面に汚れや汗があっても高精度な指紋認証を可能にします。これらの指紋認証の方式はそれぞれの特性に応じて、設置環境や利用目的に合わせた最適な選択ができます。また、指紋認証の特長として認証の速さがあげられます。指紋認証のなかには、1秒以内での照合が可能な端末も数多くあり、通行時のストレスを感じることなく、スムーズな入退室管理が可能です。こうした指紋認証のスピードは、出勤時や退勤時など人の流れが集中する時間帯において、入退室管理の業務効率向上にも直結します。さらに、指紋は加齢や環境変化によって大きく変化することが少なく、指紋認証は一生涯にわたって安定した認証が可能である点も大きな魅力です。これは長期運用を前提とした入退室管理システムにおいて、非常に重要な要素となります。定期的な更新が不要な指紋認証は、維持管理の手間が少ないため、導入後の運用コストもおさえることができます。加えて、指紋認証デバイスの多くはコンパクトな設計であるため、設置場所を選ばず、狭いエントランスや受付カウンターなど限られたスペースにも対応可能です。このように、指紋認証は高精度・高速・省スペース・低コストといった複数の利点を兼ね備え、導入のしやすさと安定した運用性を両立できることから、信頼性の高い入退室管理の本人確認手段としてさまざまな場所で導入されています。
 
◎高い認証精度を誇る手のひら静脈認証
生体認証のなかでも、とくに高いセキュリティ性と精度を誇るのが、手のひら静脈認証です。手のひら静脈認証は、手のひらの内部にある血管パターンを赤外線によって読み取り、本人を特定する認証技術です。皮膚の表面ではなくその下にある静脈情報を使うため、偽造が非常に困難であり、手のひら静脈認証は高度な本人確認が求められる入退室管理の現場で注目されています。この手のひら静脈認証の最大の特長は、その認証精度の高さにあります。人間の静脈パターンは非常に個人差が大きく、同じものは存在しません。また、加齢や外傷の影響も受けにくいため、手のひら静脈認証は長期間にわたって安定した認証が可能です。実際、手のひら静脈認証では、本人拒否率(FRR)や誤認証率(FAR)を極限までおさえることができるとされ、誤作動やなりすましのリスクを大幅に軽減できます。加えて、手のひら静脈認証は非接触型である点も大きなメリットです。センサーに手のひらをかざすだけで認証が完了するため、直接触れる必要がありません。この手のひら静脈認証の特性は、医療機関や食品工場など衛生面が重視される施設の入退室管理において大きな利点となります。感染症予防の観点からも、非接触で衛生的に本人確認が行える手のひら静脈認証は、現代の入退室管理において非常に有効な手段といえるのです。また、手のひら静脈認証は外部環境の影響を受けにくいという特性も持っています。たとえば、雨や汗、手の乾燥といった条件でも認証精度が安定しているため、手のひら静脈認証は季節や使用状況に左右されることなく、常に高精度な認証を維持できるのです。これは、屋外の出入口や、手洗いなどで湿度変化のある場所でも、安定した運用が可能であることを意味します。さらに、手のひら静脈認証は同じ静脈認証のなかでも指静脈認証よりも認証精度が高いとされています。これは、手のひらの方が認証に使用できる血管情報の範囲が広く、取得できる情報量が多いためです。静脈情報が多ければ多いほど、照合の信頼性は向上し、精度の高い入退室管理が実現できます。このように、手のひら静脈認証は高度なセキュリティ性、衛生的な運用、環境耐性、認証精度の高さといった複数のメリットを兼ね備えた、極めて実用性の高い生体認証技術です。
 
◎生体認証を組み合わせて入退室管理のセキュリティを強化する二重認証
高度化するセキュリティニーズに応えるため、入退室管理における二重認証の導入が急速に進んでいます。二重認証とは、2種類の異なる認証手段を組み合わせて本人確認を行う仕組みであり、従来の単一の認証よりも格段にセキュリティ性を向上させることができます。入退室管理システムでは、「顔認証+カード認証」「指紋認証+暗証番号認証」「静脈認証+顔認証」といったように、シーンやセキュリティレベルに応じて柔軟な二重認証構成が可能です。たとえば、研究施設やサーバールームなど、限られた担当者しか立ち入れない高セキュリティエリアでは、生体認証同士を組み合わせた入退室管理が推奨されます。これにより、一方の認証要素だけでは通過できず、偽造や不正アクセスを効果的に防止できます。顔認証と手のひら静脈認証の組み合わせでは、非接触かつ極めて高精度な本人確認を実現できます。顔認証はAI技術によってマスク着用や加齢による外見変化にも対応しており、手のひら静脈認証は手のひら内部の血管パターンを読み取ることで、偽造のリスクが極めて低い点が特長です。KJ TECH japanの生体認証の認証成功率は、顔認証が99.99%、指紋認証が99.99999%、静脈認証が99.97%と単体でも非常に高く、二種類を組み合わせた二重認証では、認証成功率が99.999999997%という驚異的な精度を実現しており、非常に高い信頼性を誇ります。さらに、複数の生体認証を組み合わせても照合スピードは高速であり、ユーザーにストレスを感じさせることなく運用することができます。また、万が一指をケガして指紋認証が困難な場合でも、顔認証や静脈認証がバックアップとして機能するなど、運用の継続性を担保できるのも二重認証の利点のひとつです。現場の運用者やシステム管理者にとっても、認証失敗による入室トラブルや緊急対応の負担を軽減できます。このように、生体認証を組み合わせた二重認証は、入退室管理におけるセキュリティ強化だけでなく、運用の柔軟性や利便性を高める手段としても非常に有効です。とくに高セキュリティが求められる施設や、従業員の入退室管理を厳格に行いたい現場では、二重認証が採用されています。
 
◎セキュリティと利便性を両立するKJ TECH japanの顔認証リーダー
用途に応じた多機能・高性能な顔認証リーダーを取り揃えています。非接触でスムーズな本人確認を実現し、セキュリティと利便性を両立した入退室管理を可能にします。マスク着用時の認証対応や高温多湿下での稼働など、現代の多様な環境ニーズに応える仕様で、オフィス・医療機関・工場・商業施設など幅広い現場に最適です。
 
○顔認証リーダーFE-600
顔認証リーダーFE-600は顔認証をはじめ、指紋認証、カード認証、暗証番号認証、QRコード認証にも対応しており、複数の認証方法を組み合わせた二重認証によって、入退室管理のセキュリティレベルを大幅に向上させることが可能です。顔認証機能では、最大5人までの同時認証が可能なマルチフェイス認証を搭載しており、朝の出勤時間帯など人の流れが集中するタイミングでもスムーズな入退室管理を実現します。顔を向けるだけで瞬時に認証を行うことができる顔認証リーダーFE-600は、非接触で衛生的な点も特長です。マスク着用時でも問題なく認証できるため、感染症対策が重視される医療・介護現場などでも安心して運用できます。また、最大50,000人分のユーザー登録と、1,000,000件のイベントログ保存に対応しており、大規模施設での入退室管理にも十分な容量です。入退室履歴の詳細な記録が可能なため、トラブル発生時の原因追跡や不審な動きの特定にも役立ちます。操作画面は5インチのタッチスクリーンを採用しており、視認性と操作性に優れています。直感的な操作が可能なため、従業員や来訪者がストレスなく認証を完了でき、管理者にとっても設定や入退室管理がしやすい点が魅力です。さらに、-10℃〜50℃の環境下でも安定稼働するため、屋内はもちろん屋外の出入口などにも対応可能です。
 
○顔認証リーダーFE-500
顔認証リーダーFE-500はライブ検出機能を搭載しており、写真や映像を使った不正アクセスを見分けることができるため、入退室管理において、なりすましによる侵入リスクを最小限に抑えることができます。防塵・防水のIP65対応の顔認証リーダーFE-500は、粉塵の多い現場や雨水の影響を受けやすい屋外設置にも対応します。天候や設置環境に左右されにくく、長期的に安定した入退室管理を実現します。過酷な現場でも故障リスクが少なく、メンテナンスの手間を軽減できる点も大きなメリットです。MifareやFelicaをはじめ、EM、HIDprox、Iclass、Indalaと多様なカード規格にも対応しており、柔軟な運用が可能です。カード認証と顔認証を併用した二重認証によって、さらに入退室管理のセキュリティを強化することもできます。また、顔認証リーダーFE-500は最大50,000人の登録情報から1秒未満で照合し、多くの従業員や来訪者が短時間に集中する大規模施設においても、スムーズな通行を確保し、エントランスでの滞留を防ぎます。さらに、最大3mの離れた位置からでも顔を素早く検出できる顔認証リーダーFE-500は、ユーザーが機器に近づくことなくスムーズに顔認証を行うことができ、ストレスのない快適な入退室管理を実現します。
 
○顔認証リーダーFE-400
顔認証リーダーFE-400は幅56mm、高さ183mm、厚さ34.6mmのスリム設計で、スペースが限られた壁面やオフィスの出入口などにも無理なく設置することが可能です。また、6色のカラーバリエーションが用意されており、設置場所の雰囲気や内装デザインと調和させることができます。建物の美観やブランドイメージを損なわずに導入できる点は、デザイン性を重視する施設にとって大きな利点です。スターライトカメラ搭載の顔認証リーダーFE-400は、暗所でも顔をしっかりと認識でき、夜間の認証や光量の少ない地下階でも精度の高い顔認証が可能であり、24時間体制での入退室管理においても信頼性を発揮します。顔認証リーダーFE-400の温度範囲は-10℃〜50℃、湿度範囲は10%~90%まで対応しており、過酷な温湿度条件下でも安定稼働が可能です。これにより、屋外設置や空調の効きにくい場所、または湿気の多い環境でも問題なく運用できるため、活用の幅が広がります。
 
◎世界最速の認証速度を誇るKJ TECH japanの指紋認証リーダー
KJ TECH japanの指紋認証リーダーは、世界最速クラスの認証速度と高精度な本人識別性能を備え、セキュリティ性と業務効率を両立した入退室管理を実現します。小規模オフィスから大規模施設、さらに工場や屋外環境まで、多様な運用シーンに対応可能なモデルラインアップをご用意。PoE対応や防塵防水設計、フォトログ機能など、現場のニーズに応える先進機能を搭載しています。
 
○指紋認証リーダーKJ-3400F
指紋認証リーダーKJ-3400Fは、世界最速クラスの指紋認証速度を誇り、スピーディな入退室管理と正確な本人確認を両立し、多くの現場で活用されています。幅48mm、高さ138mm、厚さ38mmのスリムな設計で省スペースにも設置しやすく、小規模オフィスなどでも設置場所に困りません。500DPIの光学センサーを搭載した指紋認証リーダーKJ-3400Fは、指紋の細かな模様を高精度に読み取ることで、安定した認証性能を発揮します。また、5,000件の指紋テンプレートと40,000枚のカード情報を登録可能な大容量モデルであるため、社員数の多いオフィスや複数拠点を運営する企業でも安心です。さらに、多言語対応のユーザーインターフェースを備えた指紋認証リーダーKJ-3400Fは、外国人スタッフの多い現場や海外拠点でもスムーズに入退室管理ができます。設定や表示画面もわかりやすく、直感的に操作できるため、管理者や利用者に負担をかけません。指紋認証リーダーKJ-3400Fは、日付や時間を指定したアクセス制御も可能です。たとえば、シフト制勤務のスタッフに対して特定の曜日や時間帯だけ入室を許可するといった制御ができるため、勤怠管理と入退室管理を同時に効率化できます。
 
○指紋認証リーダーKJ-3500
指紋認証リーダーKJ-3500は、視認性に優れた4.3インチのタッチディスプレイを搭載し、はじめて使う方でも迷わず操作が可能です。オプションのカメラ搭載モデルでは、顔画像と指紋認証情報を同時に記録できるフォトログ機能に対応しています。この機能により、入退室時の顔データを記録として保存し、不正入室の発生時に証拠として活用することができるため、指紋認証リーダーKJ-3500はセキュリティ対策の観点からも、より強固な入退室管理体制を築くことができるのです。認証精度においても指紋認証リーダーKJ-3500は、本人拒否率が0.01%、他人受け入れ率がわずか0.00001%と、誤認証がほぼ発生しない高精度な指紋認証を実現しています。これにより、誤作動による入室拒否や他人による不正入室のリスクを極限まで抑えることができます。また、指紋認証リーダーKJ-3500はPoEに対応しており、LANケーブル1本で電源供給と通信を同時に行えます。これにより、電源工事が不要となり、初期設置の手間とコストを削減できるため、工事期間が限られる施設や既存設備への後付け導入にも最適です。IP65等級の防塵・防水性能を備えた指紋認証リーダーKJ-3500は、屋外や粉塵・湿気の多い工場、倉庫、建設現場などの過酷な環境でも安定して稼働します。通信方式はRS-485およびTCP/IPに対応しており、既存のネットワーク環境や制御盤との接続にも柔軟に対応できます。複数の拠点を連携させた入退室管理の一元化や、ほかのシステムとの統合も容易で、将来的な拡張にも対応しやすい仕様です。
 
◎セキュリティの高い入退室管理を実現するKJ TECH japanの静脈認証リーダー
静脈認証は、非接触で高精度・高速な本人認証を実現する次世代の生体認証端末です。最大40cmのスキャン距離に対応し、機器に触れることなく0.5秒未満で認証が完了。衛生面が重視される医療機関や食品工場などでも安心して運用できます。
 
○静脈認証リーダーFE-700VE
静脈認証リーダーFE-700VEは、非接触・高精度・高速認証を兼ね備えた次世代の生体認証端末です。本人確認精度が極めて高い静脈認証技術を採用しており、0.5秒未満のスピーディな認証によって、業務の流れを妨げることなくスムーズな入退室管理を可能にします。顔認証と静脈認証の両方に対応しており、登録件数は顔認証10,000件、静脈認証10,000件と大容量です。大規模な企業や施設でも十分な登録枠を確保でき、スタッフ全員の静脈認証のデータを一元的に管理できます。また、最大1,000,000件のイベントログを保存できる静脈認証リーダーFE-700VEは、トラブル発生時やセキュリティインシデントへの対応として、過去の入退室管理の履歴をすぐに確認できるのも大きな特長です。静脈認証リーダーFE-700VEは、最大40cmの静脈スキャン距離に対応しており、静脈認証機器に触れることなく本人認証を完了できます。これにより、共用機器への接触を避けたい医療機関や食品工場など、入退室管理において衛生面が重視される現場でも、静脈認証リーダーFE-700VEであれば安心して運用することができます。本体はスリムで限られたスペースにも設置しやすく、静脈認証リーダーFE-700VEに搭載されている5インチのタッチパネルは視認性と操作性に優れており、はじめて使う方でも迷わずに利用できるよう配慮されています。このように、静脈認証リーダーFE-700VEは非接触で高精度な本人認証、膨大な登録・記録件数、スリムな設計と優れたユーザビリティを兼ね備えた静脈認証デバイスです。
 
◎入退室管理システムを最適化するKJ TECH japanの生体認証の活用シーン
KJ TECH japanの顔認証・指紋認証・静脈認証は、それぞれの特長をいかしてさまざまなシーンで入退室管理を高度化し、衛生とセキュリティ、業務効率化を実現します。
 
○介護施設での顔認証リーダーの活用事例
介護施設における入退室管理では、非接触で本人確認ができる顔認証システムの導入が効果的です。顔認証リーダーを活用することで接触機会を減らし、衛生的な入退室管理が実現できます。KJ TECH japanの顔認証は、マスクを着けたままでも認証可能な高精度AIを搭載しており、感染症対策にも有効です。また、登録済みの家族だけを認証し入館を許可することで、セキュリティ面の強化にもつながります。さらに、顔認証によるドア解錠によって、職員の鍵管理の負担を軽減し、業務効率も向上します。
 
○小規模オフィスでの指紋認証リーダーの活用事例
小規模オフィスでは、指紋認証リーダーを用いた入退室管理がコストパフォーマンスの高いセキュリティ対策となります。限られた人数でも個別にアクセス制御が可能なため、不正侵入のリスクを軽減できます。KJ TECH japanの指紋認証は省スペース設計により、エントランスがないオフィスにもスムーズに設置できる点も魅力です。また、指紋認証による勤怠打刻で手間なく正確な勤怠管理が可能になり、入退室管理のログ記録によって、従業員の行動履歴の把握とトラブル時の確認が可能になります。
 
○サーバールームでの静脈認証リーダーの活用事例
静脈認証は偽造が極めて困難であることから、機密性の高い情報を扱うサーバールームの入退室管理に最適です。高精度な本人確認が可能な静脈認証は、許可された社員のみが入室できる仕組みにより、不正なアクセスを防止できます。また、KJ TECH japanの手のひら静脈認証は、顔認証と組み合わせた二重認証により、さらなるセキュリティ強化が可能です。非接触型の手のひら静脈認証は、衛生面にも配慮した入退室管理が実現できます。
 
◎まとめ
入退室管理システムは、施設のセキュリティ強化と運用効率の向上を両立するための重要な基盤です。従来の鍵やICカードだけでは対応が難しいなりすましや不正侵入のリスクに対し、顔認証・指紋認証・静脈認証などの生体認証を導入することで、本人確認の精度を大幅に高めることが可能です。KJ TECH japanが提供する各種認証リーダーは、セキュリティと利便性のバランスに優れ、入退室管理の最適化に貢献します。顔認証・指紋認証・静脈認証を活用した入退室管理システムの導入をご検討の際は、KJ TECH japanにお問い合わせください。
 
コラム一覧