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海外製リーダーの直接接続はなぜ危険?自動ドア制御に「ATS+」が必須な理由

近年、オフィスのオートロック化やセキュリティ強化に伴い、海外製の顔認証リーダーやICカードリーダー、スマートロックを既存の自動ドアへ連携させる施工が急増しています。しかし、日本の自動ドアの配線環境を理解せず、海外製品を直接「無電圧a接点」に接続すると、機器の全損や誤作動といった重大なトラブルが発生します。こうした直接接続のリスクと、課題を解消するKJ TECH japanの自動ドア転送・制御システム「ATS+」の必要性を技術的な視点から解説します。
 
◎海外製品を直接「無電圧a接点」につなぐと起こる重大トラブル
海外製品の多くは、欧米やアジア圏の基準である「DC12V〜24Vの微弱な電子信号」を制御することを前提に設計されています。これを日本の特殊な自動ドア環境にそのまま適合させようとすると、以下のような重大な不具合を招く恐れがあります。

⚪︎認証リーダー基板の「一発全損破壊」
日本の既存の自動ドアエンジン(制御盤)には、古い機種を中心に、解錠入力端子(タッチスイッチの接続先など)に最初から「AC100V」の電圧が常時かかっている仕様(有電圧出力)が多々あります。ここに耐圧の低い(DC12V〜24V用)海外製品の無電圧a接点を直接つなぐと、連動した瞬間に100Vの高電圧がリーダー側に逆流し、デリケートな電子基板や内部ICチップを一瞬で焼き焦がし、機器を完全に破壊します。
 
⚪︎接点「溶着」による自動ドアの開きっぱなし(セキュリティ崩壊)
自動ドア側が「無電圧(ドライ接点)」の仕様であっても、内部を流れる電流が100Vクラスの強電流である場合があります。海外製品に内蔵されている小型リレー(スイッチ)は微弱電流しか想定していないため、自動ドアが作動するたびに接点部分で目に見えない火花(アーク放電)が発生します。これを繰り返すうちに金属接点が熱でドロドロに溶けてくっつく「接点溶着(ようちゃく)」を引き起こし、自動ドアが「開きっぱなしで閉まらない」という最悪のセキュリティ破綻を招きます。
 
⚪︎モーターサージ(高電圧ノイズ)によるフリーズ・誤作動
自動ドアの大型モーターが起動・停止する瞬間には、電線を通じて「逆起電力(サージと呼ばれる巨大な高電圧ノイズ)」が発生します。海外製品を直接接続していると、このサージノイズが信号線を伝ってリーダーの脳にあたる基板を直撃します。結果として、顔認証リーダーが頻繁にフリーズする、勝手に再起動する、誰もいないのに自動ドアが勝手に開閉するといった現場トラブルの原因になります。
 
⚪︎施工保証・メーカー保証の対象外リスク
日本の自動ドアの配線仕様(AC100V環境)を無視した誤配線による故障は、当然ながら海外メーカーの製品保証、および国内自動ドアメーカーの保守保証のすべてにおいて「対象外」となり、全額自己負担による高額な修理・交換を迫られます。
 
こうした「海外製品の仕様」と「日本の自動ドア環境」のギャップを埋め、安全にオートロック化するために開発されたのが、KJ TECH japanの自動ドア転送・制御システム「ATS+」です。
 
◎KJ TECH japanの自動ドア転送・制御システム「ATS+」
海外製の認証リーダーを日本の自動ドアと連携させる場合、認証リーダーと自動ドアを単純に直接接続するのではなく、それぞれの回路を安全に切り分けたうえで信号を受け渡す必要があります。そこでKJ TECH japanが提供しているのが、自動ドア転送・制御システム「ATS+」です。ATS+は、日本の100V自動ドア環境を考慮し、専用リレー(電磁継電器)を接続できるよう設計されています。認証リーダー側では、顔認証やICカード認証などによって本人確認が行われると、解錠・開扉のための制御信号が出力されます。一方、自動ドア側には100Vの電源系統やモーターを駆動する回路が存在します。この電圧や電気的ノイズの影響を認証リーダー側へ直接及ぼさないために、ATS+と専用リレーを介して両者を接続します。専用リレーでは、コイル側に制御信号を入力すると、電磁作用によって接点が動作します。制御側と接点側が電気的に絶縁されているため、認証リーダー側の低電圧回路と自動ドア側の回路を直接電気的につなぐことなく、開扉信号を伝えることができます。つまり、認証リーダーから自動ドアへ電力を供給するのではなく、リレーの接点を利用して自動ドア側へ「開ける」という信号だけを受け渡す仕組みです。
 
この物理的な絶縁は、認証機器を保護するうえでも重要です。自動ドアにはモーターなどの誘導性負荷があり、動作時にはサージや電気的ノイズが発生することがあります。また、施工時の誤配線などによって、想定外の電圧が認証機器側へ加わることも考えられます。認証リーダーを自動ドア側の回路へ直接接続すると、こうした影響が顔認証リーダー「FEシリーズ」などの電子回路やメイン基板へ及び、故障や動作不良につながる可能性があります。ATS+と専用リレーを介して回路を分離することで、自動ドア側の電圧やノイズが認証リーダー側へ直接伝わることを防ぎ、機器破損のリスクを大幅に抑えられます。高額な認証機器を守るだけでなく、認証システム全体を安定して運用するためにも重要な役割を担っています。さらにATS+には、施工現場の負担を軽減できるメリットがあります。一般的な海外製の認証機器を日本の100V自動ドアへ接続する場合、製品と自動ドアの仕様を確認したうえで、施工業者がテスターを使用して回路や信号を確認し、条件に合ったサードパーティ製リレーを別途選定する必要が生じることがあります。さらに、リレーを組み込むための配線や加工も必要となれば、施工者の知識や経験によって仕上がりに差が生じやすく、誤配線や機器選定ミスなどのリスクも高まります。
 
KJ TECH japanのATS+では、自動ドアとの連携に必要となる専用リレーを組み合わせて使用できるため、現場ごとにサードパーティ製リレーを探し、回路を解析しながら加工する負担を減らせます。認証機器と自動ドアの間にATS+と専用リレーを組み込み、無電圧a接点によって開扉信号を受け渡す構成をとることで、施工方法を標準化しやすくなることも特長です。これは単に施工時間を短縮するためだけの仕組みではありません。現場ごとの独自配線や部品選定を減らすことは、誤配線や施工品質のばらつきを抑えることにもつながります。また、専用リレーを含めた構成を一体的に考えられるため、制御盤内の省スペース化や、施工後の点検・メンテナンスのしやすさにもつながります。
 
海外製の高機能な認証リーダーを日本の自動ドア環境で安全かつ安定して運用するには、認証性能だけでなく、自動ドアとの接続部分まで含めてシステムを構築することが重要です。ATS+は、認証リーダーと100V自動ドアの間を安全に橋渡しし、機器保護と施工性、安定したシステム運用を支えるための自動ドア転送・制御システムです。
 
◎まとめ
日本の自動ドア市場において、最先端の認証セキュリティを安全に、長く、トラブルなく運用するためには、電気的な防壁となるシステムが欠かせません。海外製品の持つ優れた認証機能のパフォーマンスを引き出し、日本の100V環境に安全に連携させるために、専用リレーを接続できるKJ TECH japanの「ATS+」が重要な役割を果たします。ATS+や自動ドアとの連携についてご興味のある方は、KJ TECH japanまでお気軽にお問い合わせください。
 

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