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自動ドアのカード認証で実現する防犯強化と管理負担の軽減

多くの施設で使われている自動ドアは、人が近づくだけで開く利便性の高い設備ですが、近づいた人を区別せずに開くため、関係者以外の通行を許してしまう側面があります。この課題への対策として注目されているのが、自動ドアへのカード認証の導入です。登録されたカードを持つ人だけが通行できる仕組みを取り入れることで、自動ドアの利便性はそのままに、建物の防犯性を高められます。KJ TECH japanのカード認証リーダーKJ-100は、既存の自動ドアに後付けで設置でき、通行する人を限定したい場所の防犯対策に役立ちます。
 
◎自動ドアの種類と通過する仕組み
自動ドアは、両手がふさがっていても通過でき、車いすや台車での移動もスムーズに行えることから、オフィスビルやマンション、商業施設など幅広い建物で採用されています。2枚の扉が左右に開く引き分けタイプや、一枚の扉が片側へ開くタイプが代表的です。ほかにも、人が通るときだけ羽根が回転する回転式や、大きな荷物や車両の通行に対応した大型タイプなど、設置場所や用途に応じてさまざまな種類が見られます。形状は異なっても、自動ドアが開閉する基本的な仕組みは共通しており、センサー、制御装置、ドアエンジンという三つの機器が連動して扉を動かしています。
 
自動ドアの上部には人やものを検知するセンサーが設置されています。センサーが検知範囲内の人を感知すると、その情報が制御装置に送られ、制御装置がドアエンジンへ開閉の指令を出します。ドアエンジンはモーターによって自動ドアの扉をスライドさせる装置で、開くときは速く、閉じるときはゆるやかに動かすことで、通行する人が安全に通過できるよう調整されています。この一連の動作が瞬時に行われるため、利用者は自動ドアの前で立ち止まることなく通過できます。センサーは検知範囲内に人がいる間は扉を開いたままにし、人がいなくなると扉を閉じる動作に移るため、閉め忘れが起こりません。多くの自動ドアには、扉が閉じる途中で人やものを検知すると扉を反転させて開き直す補助的なセンサーも備わっており、通行する人が扉にはさまれないよう安全性が確保されています。複数のセンサーが連携することで、自動ドアは安全性を保ちながら、手を触れずに通行できる利便性を実現しています。
 
こうした扱いやすさから、自動ドアは不特定多数が出入りする建物の入口に欠かせない設備として広く普及しています。一方で、自動ドアはセンサーが検知した相手を区別しません。そのため、通行する権限のない人でも、検知範囲に入れば扉が開いてしまいます。利便性が高い反面、この自動ドアの特性が防犯面では課題につながります。
 
◎自動ドアが抱えるセキュリティ上の課題
便利な自動ドアですが、防犯の観点から見ると、通行する人を選別できないという課題があります。自動ドアは近づいた人をセンサーが感知すると自動的に開く仕組みのため、許可された人と関係のない第三者を区別することができません。本来であれば立ち入ってほしくない人物でも、自動ドアに近づけば通過できてしまいます。その結果、エントランスが実質的に誰でも入れる状態になっている建物も少なくありません。とくに人の出入りが多い時間帯には、正規の利用者の後ろについて第三者が通行する共連れも起こりやすくなります。自動ドアは1度開くと複数人が続けて通行できるため、認証機能がなければ、開いている間は誰でも通り抜けられてしまいます。人の往来が多い場所では、受付や警備が目視で確認しても、1人ひとりを追い続けるのは難しく、見落としも生じます。こうした状態を放置すれば、不審者の侵入を招きかねません。盗難や事故のリスクが高まり、建物を利用する人々の安全がおびやかされます。
マンションでは、外部からの侵入が居住者の不安につながります。オフィスビルや商業施設では、機密情報や商品が保管された区画に関係者以外が立ち入る恐れが生じます。建物の安全を確保するうえで、自動ドアを通行する人を適切に管理する仕組みが求められています。
 
出入口を管理する手段としては、従来から物理的な鍵による施錠が広く用いられてきました。しかし鍵による方法では、利用者ごとに鍵を配布する必要があり、本数が増えるほど管理が煩雑になります。また、鍵は誰が持っているかを正確に把握しにくく、複製されても気づきにくいという弱点があります。とくに自動ドアのように常時人が出入りする場所では、鍵による施錠だけで通行する人を細かく管理するのは難しいといえます。自動ドアの利便性を保ったまま通行する人を管理するには、カード認証が有力な選択肢になります。こうした課題への対策として、認証機能を備えたシステムの導入が進んでいます。なかでも、登録された情報で本人を確認するカード認証は、自動ドアと相性がよく、手軽に導入できる方法として注目されています。
 
◎自動ドアにカード認証を導入するメリット
自動ドアを通る人を選別する手段として有効なのが、カード認証です。カード認証は、あらかじめ登録したICカードをリーダーにかざすことで本人を確認し、許可された人だけを通行させる仕組みです。自動ドアにカード認証を組み合わせると、登録済みのカードをかざしたときだけ自動ドアが開く運用となります。これまで誰でも通れていた自動ドアが、許可された人だけが通れる出入口へと変わります。登録できる人数の上限も大きいため、利用者の多い自動ドアでも、1人ひとりにカード認証を割り当てて通行を管理できます。
 
カード認証を導入する大きなメリットは、不審者の侵入や共連れといったリスクをおさえられる点です。カード認証では、通行できる人を登録済みのカード所有者に限定するため、関係のない第三者がエントランスから自由に入ってくる事態を防げます。登録されていないカードや、カードを持たない人は通行できないため、許可された人だけが通行できる環境を整えられます。鍵のように複製されて気づかないまま使われる心配もありません。誰が通行できるかを登録情報で明確に管理できることは、カード認証ならではのメリットです。この仕組みは、居住者やテナント、従業員に安心感を与え、建物全体の防犯性を高めます。カード認証は、さまざまな建物や区画で活用できる点も特長です。オフィスビルでは、重要な書類や備品を扱う区画の自動ドアにカード認証を設置すれば、関係者以外の立ち入りを防げます。商業施設では、売場と従業員エリアの境界にある自動ドアにカード認証を導入すれば、来店客や外部業者がバックヤードへ立ち入ることを防げます。あわせて、商品の保管場所や事務スペースの安全も確保できます。企業の倉庫や資料室のように、社員が日常的に出入りするものの関係者以外には立ち入ってほしくない場所でも、自動ドアにカード認証を加えることで通行する人を限定できます。マンションにおいても、居住者以外に入ってほしくない共用部の自動ドアにカード認証を導入することで、外部からの侵入をおさえられます。このように、自動ドアの利便性を保ちつつ通行する人を限定したい場所であれば、建物の規模や用途を問わず、それぞれの現場にあわせたカード認証による防犯対策として取り入れられます。
 
管理面での負担軽減も、カード認証の重要な効果です。物理的な鍵では、配布や回収、紛失時の交換などに手間がかかります。一方、カード認証であれば、利用者が増えてもカードを発行するだけで対応でき、退職者や退去者が出た場合も、そのカードを登録から抹消するだけで通行権限を無効にできます。紛失したカードも同様に無効化でき、第三者による不正な通行を防げます。こうした発行と無効化の運用を続けることで、通行できる人を常に最新の状態に保てます。利用者の入れ替わりが多い建物や、複数の施設を管理する場合ほど、カード認証による通行権限の管理は大きな強みになります。カード認証では、利用者にとっての利便性も損なわれません。カードをかざすだけで自動ドアを通行できるため、鍵を取り出す手間もかかりません。自動ドアが本来持つ快適さを保ちながら通行する人を限定できることが、カード認証の特長です。
 
◎自動ドアへの後付けに対応したカード認証リーダーKJ-100
自動ドアにカード認証を導入する際、懸念されやすいのが工事の規模です。既存の自動ドアをいかせる後付けタイプであれば、その不安をおさえられます。KJ TECH japanのKJ-100は、自動ドアへの後付けに適したカード認証リーダーです。KJ-100の大きな特長は、自動ドアの感知センサーの配線にそのまま接続できる点です。電源仕様はDC12〜24Vで、自動ドアのセンサーで一般的に使われる電圧に対応しています。そのため、自動ドア本体を交換せず、既存の設備をいかして導入できます。パソコンや管理ソフトも必要ありません。ネットワーク環境がない場所にも設置でき、カードの登録や抹消は本体で行えます。稼働中の自動ドアでも、運用を止めずにカード認証を追加できます。
 
本体は幅24mm×奥行40mm×高さ145mmのスリムな形状で、自動ドアの枠まわりや壁面など限られたスペースにも取り付けられます。防水防塵性能はIP65に対応し、雨のかかる屋外のエントランスや湿気の多い場所にも設置できます。さらに筐体には塩害対策を施したプラスチックを採用しているため、海沿いの地域でも使用できます。認証方式は、MIFARE規格のICカードと暗証番号に対応し、カードは1,000件、暗証番号は8桁で100人分まで登録できます。
KJ-100は、自動ドアにカード認証を手軽に加える、簡易的なカード認証リーダーです。入退室の記録や勤怠管理が必要な場面ではなく、「通行を記録する必要はないが、誰でも入れる状態は避けたい」という用途のための製品です。たとえば倉庫や資料室、バックヤードのように、日常的に人が出入りするものの、関係者以外の立ち入りは避けたいケースにKJ-100のカード認証は適しています。
 
◎自動ドアにカード認証リーダーKJ-100を導入した事例
カード認証リーダーKJ-100は、既存の自動ドアへの後付けにより、通行する人を限定し、関係者以外の立ち入りを防ぎます。実際に、さまざまな施設で導入が進んでいます。
 
○企業の資料室にカード認証リーダーKJ-100を導入
ある企業の資料室では、社員が日常的に出入りするため自動ドアを施錠せずに運用しており、誰でも入れる状態であることが書類管理上の課題となっていました。入室の記録までは必要としないものの、社員以外の立ち入りは防ぎたいという要望から、資料室の自動ドアにカード認証リーダーのKJ-100を後付けで設置しました。あらかじめ登録したICカードを持つ社員だけが自動ドアを通行できるようにしたことで、関係者以外の立ち入りを防げるようになりました。施錠忘れの心配がなく、退職者が出た際にもカードを抹消するだけで対応できるため、管理負担も軽減されています。
 
○オフィスのバックヤードにカード認証リーダーKJ-100を導入
あるオフィスでは、来客や外部業者が出入りするエリアと、従業員だけが使うバックヤードが自動ドアでつながっており、関係者以外も入れる状態となっていました。通行する人を従業員に限定したいという要望から、バックヤードの入口の自動ドアにKJ-100を後付けし、カード認証を導入しました。登録済みのICカードをかざした従業員だけが自動ドアを通行できる運用となり、来客や外部業者の立ち入りを防いで、従業員エリアの安全を確保できています。
 
◎まとめ
自動ドアは利便性の高い設備ですが、通行する人を選別できないという課題を抱えています。自動ドアにカード認証を導入することで、許可された人だけを通し、不審者の侵入を防ぎながら、通行権限の管理にかかる負担も軽減できます。KJ TECH japanのKJ-100は、自動ドアに後から取り付けられるカード認証リーダーです。通行の記録までは求めないものの、関係者以外の立ち入りは確実に防ぎたいという場所で、その役割を発揮します。自動ドアへのカード認証の導入をご検討の際は、KJ TECH japanまでお問い合わせください。

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